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宮城野親方降格で年収が大幅ダウン?階級が元に戻る可能性はある?

宮城野部屋での暴行事件で宮城野親方の降格処分がくだりましたね。

部屋の力士に暴行を加えていた、モンゴル籍の北青鵬(ほくせいほう)が事件の発端となっているんです。

宮城野親方は監督責任に問題があるということで2階級降格、減給処分となりました。

宮城野親方は長年横綱白鳳として相撲界を支えてきた立役者ですので、引退して親方になってからも相当な給料をもらっていたと思いますよね。

はたして宮城野親方の2階級降格による減給処分でどのくらい年収が減ってしまうのでしょうか。

そしてどのくらいの期間処分を受けたら元の階級に戻れるのか調査してみたいと思います。

目次

宮城野親方の降格処分で階級はどうなる?

横綱白鳳としては立派な力士だったんですけど、宮城野親方としてのいわば管理職としてはまだまだ経験不足だったのでしょう。

宮城野親方にとっては今回は手痛い処分になってしまいましたね。

大相撲の元横綱・白鵬の宮城野親方が弟子の暴力問題で、日本相撲協会から最下位の年寄への「2階級降格」と「報酬減額」の懲戒処分を受けました。また、師匠としての素養や自覚が大きく欠如しているとして宮城野部屋については、来月の春場所は、所属する伊勢ヶ濱一門の中で任命された師匠代行が監督することになりました。

親方の階級と給料の仕組みはどうなっている?

親方の階級付けは大きく5階級にわかれていて、階級によっておよその給料や賞与額は決まっているんです。

最高位から順番に階級ごとの月給                                                           ①理事:約140万円/月                                                           ②副理事・役員:約123万円/月                                                        ③委員:約100万円/月                                                         ④主任・参与:約85万円                                                      ⑤平年寄:約78万円/月

理事から平年寄の月給の格差は約62万円もあるんですね。

言ってみれば一般企業の平社員と部長クラスの給料差と似たようなものですね。

さらに、賞与も一般企業と同様に年2回支払われているので、賞与額はおよそいくらぐらいか確認してみます。

金額は年に2回支払われている合計金額になります。

最高位から順番に階級ごとの賞与                                                 ①理事:281万円/年                                                      ②副理事・役員:246万円/年                                                 ③委員:200万円/年                                                    ④主任・参与:170万円/年                                                      ⑤平年寄:157万円/年

相撲界も一般企業と同じように階級がきちんとされていて、階級によって年収は大きく変わるのですね。

歴史のある国技ですけど意外と給料面はしっかりと基準が決まっているんですね。

宮城野親方の降格処分で年収はどのくらい減る?

親方の階級は現役力士としてどこまで階級が上がったかによって変わるんですね。

基準としては、関脇まで止まりか、大関、横綱まで昇進したかによって給料のベースが変わるようになっています。

【関脇以下どまり】                                                                年寄→主任:引退して3~5年経つと昇格するケースが多い。                                                                                                                     主任→委員:主任昇格から2~4年あたりで昇格するケースが多い。                                         【横綱・大関】                                                                 委員待遇年寄→(2階級昇格で)委員:引退して3年にならないうちに昇格するケースが多い。  

宮城野親方は横綱まで昇進していますので、引退と同時に委員待遇年寄から2階級昇格して委員になっています。

今回宮城野親方は2階級降格となり最下位の年寄りになる処分が下っています。

大相撲の元横綱・白鵬の宮城野親方が弟子の暴力問題で、日本相撲協会から最下位の年寄への「2階級降格」と「報酬減額」の懲戒処分を受けました。

宮城山親方が本来の委員としての年収は、給与100万円/月✕12ヶ月+賞与200万円=1400万円となります。

2階級降格した年寄で計算すると、給与78万円/月✕12ヶ月+賞与157万円=1093万円となります。

つまり今回の降格処分としては年収307万円の減額処分ということになります。

年収が約300万円減額というのは一般サラリーマンではかなりきつい処分ですよね。

しかも降格処分がいつ解かれるかの保証はありませんので、再度昇格がなければ年々300万円が飛んでいくという厳しい処分であることが分かりますよね。

宮城野親方の階級が戻る可能性はある?

降格処分と言えば貴乃花親方も部屋の傷害事件を受けて、理事から役員待遇委員に2階級降格処分を受けています。

貴乃花親方は角界のスター的存在で、相撲協会のナンバー3まで登りつめましたが、その後理事候補選の落選などもあり、3ヶ月で5階級降格処分を受け相撲協会のほぼ最下位まで転落するということがありました。

その後貴乃花親方は昇格することもなく、相撲協会に退職届を提出して相撲界を去ることになっています。

つまり一度降格してしまうと階級が昇格することはかなり厳しいのが現実なんでしょう。

宮城野親方も今回の事件を受けて相撲協会を退職せざるを得ない状況がくるかもしれませんね

宮城野親方の処分について協会から排除の声も?

今回の宮城野親方の処分について、コンプライアンス異委員会の委員の一部から、宮城野親方を相撲協会から排除すべきではないかとの厳しい意見が上がっているそうです。

協会で広報部長を務める元横綱・大乃国の芝田山親方は「彼の残した足跡は大きなものがあるわけだから、それに負けないでしっかりと今後、頑張ってやってもらいたい」と排除を食い止めています。

貴乃花親方が協会に退職届を提出した時も芝田山親方が広報部長として関わっていましたので、貴乃花の二の舞にはしたくないと思っているのでしょうね。

まとめ


宮城野部屋での力士の傷害事件で宮城野親方が2階級降格という厳しい処分を受けてしまいました。

宮城野親方の階級は委員から年寄に降格したことによって、年間300万円の年収減額になることが分かりました。

時間が経てば昇格の可能性はあるのかというと、過去に降格してから再度昇格するという例は探しましたがありませんでした。

最悪の場合は相撲協会との関係が悪化して、協会を退職という流れにもなりかねないです。

宮城野親方はまだ親方歴としては浅いので、今回の処分に反省をしてきちんと稽古をつけて再出発をしてもらいたいと思います。

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この記事を書いた人

はじめまして。kanoyoです。
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